顔にニキビがあると、鏡を見るたびに落ち込んでしまいますよね。
目立つニキビを隠そうとして、ついファンデーションを厚塗りしていませんか?
実はそのファンデーションがニキビに悪影響を与えてしまっているんです。
今回はファンデーションがニキビに及ぼす影響を紹介していきます。
目次
ファンデーションがニキビを悪化させる?
ファンデーションの厚塗りは、肌にとって負担が大きいだけでなくニキビの炎症を悪化させる原因となります。
コンシーラーで無理に隠そうとしたり、ファンデーションを厚塗りすると、かえってニキビの凹凸が目立ってしまいます。
また、化粧崩れを起こしやすく、頻繁な化粧直しが必要となるため、普段よりも手間が2倍となるなど、デメリットの方が大きいのです。
だからと言って、すっぴんで職場に行ったりデートするわけにもいかないですよね。
ファンデーションの使い方を誤ると、ニキビの治りが悪くなってしまうため、注意が必要です。
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どうしてファンデーションはニキビを悪化させるの?
ファンデーションがニキビによくない理由は、大きく分けて3つあります。
油分が多いものを使っている
ファンデーションはさまざまな種類がありますよね。
パウダーやリキッド、最近ではムースなどの軽い着け心地のものも発売されています。
特にカバー力の高いリキッドやクリームには、油分がたくさん含まれています。
この油分は、成分が変化しないように防腐剤が入っているだけでなく、毛穴をつまらせる原因となってしまいます。
化粧崩れがしにくいということは、それだけ肌への密着度が高いため、毛穴にとっては大きな負担です。
パフが汚れている
ファンデーションを塗る際に使っているパフは、長い間洗っていないと雑菌が繁殖するため、とても不衛生です。
この雑菌が繁殖したパフを直接肌につけることで、肌に炎症を起こしてしまう可能性があるのです。
さらに、パフはファンデーション用のコンパクトのような密閉空間に保管するため、より雑菌が増えやすい環境にあります。
雑菌は皮脂をエサにしているものが多いため、肌に直接触れるパフを洗わないでいると、想像もできないほど菌が繁殖してしまうのです。
一度も洗わずにコンパクトに仕舞われているパフは、なんとトイレの床よりも雑菌の数が多いというデータもあります。
下地を使っている
ファンデーションももちろんですが、化粧下地にも多くの油分が含まれています。
つまり、油分が多い下地の上に、カバー力の高いファンデーションを重ねると、油分の上にさらに油分を塗り重ねているような状態になってしまうため、肌にとってかなりの負担となるのです。
油分が多いものは毛穴をふさいでしまうため、そこから炎症を起こしてニキビになる可能性があるので注意しましょう。
負担が少ないファンデーションって?
これまではリキッドなどの油分の多いファンデーションが主流でした。
しかし、敏感肌やオイリー肌の人にとっては負担が大きく、肌に優しくありませんでした。
最近は、天然成分で作られたパウダーファンデーションに人気が集まっています。
このパウダーファンデーションは油分を含んでいないため、肌への負担が少ないです。
古い角質の代謝を促す働きもあるため、パウダーファンデーションを使うことで肌がきれいになり、肌荒れなどのトラブルが解消される可能性もあるのです。
また、パウダーファンデーションは、肌への負担が大きい界面活性剤、香料やシリコンといった人工物が入っていません。
特に界面活性剤は、肌がもつバリア機能を低下させてしまうため、乾燥肌になりやすいのです。
そして、ファンデーションを使う際は、塗り込むようにせず、ポンポンと軽く乗せるイメージで塗ってみましょう。
使ったパフはしっかりと洗い、清潔な状態を保つことももちろん大切です。
肌が荒れやすい人ほど、無理にニキビをファンデーションで隠そうとすることは絶対にNGです。
このような肌に優しいファンデーションで、優しくカバーするようにしましょう。